PONNALET
織り手のこと ラオス
1. HoueyHong Vocational Training Center for Women   (ホワイホン職業訓練センター)
地方の貧困家庭の女性のための職業訓練センター。豊かな緑に囲まれた環境の中で、伝統的な染織と縫製技術を学んでいます。素朴で温かみのある草木染め手織り布は、ラオスの美しい自然から生まれた芸術品です。手すきの紙布は特に素晴らしく、美しい帯に生まれ変わります。
2. Nikone Hand Craft (ニコンハンドクラフト)
フランス留学経験のあるニコンさんの工房。ラオスの染織にヨーロッパのセンスを加えて、より洗練された布をプロデュースしています。柔らかな光沢が特徴で、インテリア製品、バッグなどオリジナルデザインの商品開発にも積極的です。織り手の女性たちのために社会保障制度を整えたり、草木染めのための樹木をむやみに伐採しないよう指導したりと、環境や女性の自立支援にも意識の高いニコンさんです。
3. Phaen Mai gallery (ペーンマイギャラリー)
ラオス北部サムヌア地方でも評判の織り手だったぺーンさんが、娘さん二人とビエンチャンに開いた工房。日本の着物や帯の知識も深く、ラオスと日本の伝統的な染織技術が溶け合った独特な魅力の着尺や帯地になります。 また、精緻な手織り技術はヨーロッパの伝統的なブランドの信頼も得て、様々な注文を受けています。
4. ラオスH.P.E.
ラオス北部のルアンナムターには、クロタイ族、レンテン族、カム族など、それぞれ特徴のある少数民族が生活しています。そこで暮らす人々と深く信頼関係を築いている日本人の谷由紀子さん。織り手たちの毎日の暮らしが伝わるような、生きる力に溢れた布を紹介しています一度手に取ったら、忘れられない手触りと味のある自然の色は、思わず身体に巻きつけたくなります。
織り手のこと カンボジア
1. Khmer Silk Villages (クメール・シルク・ヴィレッジ)
手紡ぎ、手織り草木染めを指導している団体。プロムスロック村では貴重なカンボジア産の蚕を育てています。織り上がった絹布はしっかりとした風合いを持ち、深みのある草木染めの色が生かされて、魅力的な着尺になります。以前は、この村の人達は収入が少なく、出稼ぎを余儀なくされていましたが、桑の栽培から染色に至るまでの作業に関わることで、家族みんなが一緒に生活できるようになりました。
2. CYK(Caring for young Khmer)
1980年にタイのカンボジア難民キャンプで保育活動を開始。今日まで保育事業と女性の経済的自立、伝統文化復興のために地道に活動しています。タケオ州の織物訓練センターでは寄宿生に草木染めの絹絣の指導をしています。絹絣の技術の高さはカンボジアの中でも群を抜いて素晴らしく、イギリスの美術館にも展示されています。伝統的な柄の復興プロジェクトにも力を入れています。
3. Goel(ゴエル)
韓国のキリスト教のミッションで開かれた工房。プノンペンにあり、カンボジアの恵まれない農村の人たちに草木染めと手織りの技術を教えています。美しく染め上がったコットンの布は私たちの毎日の暮らしに馴染み、インテリア、服など可能性が広がります。
4. Afesip(アフェシップ)
人身売買の被害にあった女性たちを保護し、自立のための職業訓練をしているセンター。 過去の苦しい体験から立ち直るために精神的なリハビリを行いながら、将来の生活を支える技術を学んでいます。日本のNPO(国際子ども権利センター)の支援により、託児所の設備も整いました。ポンナレットでは、カンボジア手織り布を使った製品の縫製を依頼していますが、新しい試みにも前向きに取り組んでくれる女性たちは頼もしい存在です。